■地元を巡る〜岡崎史跡探訪〜
<地元を巡る〜岡崎史跡探訪〜【三河帯芯】>
三河帯芯直販店は、愛知県岡崎市に本社がある「帯芯」の販売サイトです。帯芯は帯の芯として中に入れる布のことです。
今この三河岡崎の地で弊社が帯芯を生産して事業を行えるのは、日本の着物文化と、この地域の繊維産業の発展のおかげ。
こうした思いから、ここ数年、地元の繊維産業の歴史や家康公について、はたまた名所や文化についてご紹介してきましたが、今年は更に歴史を遡り、
古代から順を追って、中世鎌倉のころまでの地元岡崎の史跡をご紹介しようと思います。
<真宮遺跡(縄文晩期〜鎌倉)【国指定史跡】>
真宮遺跡は、岡崎市真宮町・六名1丁目にある縄文時代から中世までの複合遺跡です。
複合遺跡とは複数の時代にまたがる遺跡の事で、真宮遺跡では、縄文時代の住居跡や墓、弥生時代の墓、古墳時代の竪穴住居跡、奈良・平安時代の建物跡などが見つかっています。
特に縄文時代の住居跡からは、土器だけではなく、石製の生活用具や儀式用と思われる遺物が出土しており、この地方の縄文時代の人々の暮らしを考える上で、貴重な資料となっています。
縄文の昔から、弥生、古墳、飛鳥、奈良、平安、鎌倉・・・時代を経てずっとこの地に「岡崎人」が暮らし続けていたんだと思うとロマンがありますね。